セットとは、トレーニングにおいて一連の反復運動(レップス)をまとめた単位を指します。例えば、腕立て伏せを10回行うことを1セットとし、これを3回繰り返す場合、「10回×3セット」となります。セットは筋肉に対する負荷を適切に調整し、トレーニング効果を最大化するための基本的な構成要素です。各セットの間には通常、1~2分の休憩を挟むことで筋肉の回復を図り、次のセットで再び高いパフォーマンスを発揮できるようにします。
ワンポイント
トレーニングの目的や目標によってセット数やレップ数を調整することが重要です。筋力向上を目指す場合は、重い重量で少ないレップ数(例5回×5セット)、筋肥大を目指す場合は中程度の重量で中程度のレップ数(例8〜12回×3〜4セット)、持久力向上を目指す場合は軽い重量で多くのレップ数(例15回以上×3セット)を行うことが推奨されます。また、セット間の休憩時間も調整することで、異なるトレーニング効果を引き出すことができます。