オーバーヘッドプレスとは、バーベルを頭上に持ち上げる上半身の筋力トレーニングです。主に肩、上腕三頭筋、胸部、上背部の筋肉を強化するために行われます。オーバーヘッドプレスは、立って行うスタンディングオーバーヘッドプレスや座って行うシーテッドオーバーヘッドプレスなど、さまざまなバリエーションがあります。
オーバーヘッドプレスの基本的な動作は、重量を肩の高さに構え、そこからまっすぐ上に持ち上げることです。持ち上げる際には、背筋をまっすぐ保ち、コアをしっかりと締めることが重要です。動作中は肘を伸ばし切らず、常に筋肉に負荷をかけ続けることで効果を最大化できます。戻す際もコントロールを保ちながらゆっくりと行います。
オーバーヘッドプレスは、肩の筋力を強化するだけでなく、上半身全体の筋力バランスを改善し、姿勢を向上させる効果もあります。また、日常生活における動作や他のスポーツパフォーマンスの向上にも寄与します。
ワンポイント
オーバーヘッドプレスを行う際には正しいフォームが重要です。フォームが崩れると肩や背中に余計な負担がかかり、怪我のリスクが高まります。初心者はまず軽い重量から始めて、動作をしっかりと習得することをお勧めします。また、肩の可動域が十分でない場合は、ストレッチやモビリティエクササイズを取り入れることで、より効果的にトレーニングを行うことができます。さらに、オーバーヘッドプレスは全身の安定性が求められるため、コアトレーニングと併せて行うと良いでしょう。