マックス測定とは、筋力トレーニングにおいて、特定のエクササイズで持ち上げることができる最大重量(1回だけ持ち上げられる重量)を測定することを指します。この最大重量は「ワンレップマックス」(1RM)とも呼ばれ、筋力レベルを評価する重要な指標となります。例えば、ベンチプレスで1RMを測定する場合、最も重いバーベルを1回だけ持ち上げられる重量を確認します。1RMの測定は、トレーニングプログラムの設定や進捗の評価に役立ちます。

ワンポイント

マックス測定を行う際は、安全を最優先に考え、必ず補助者をつけることが重要です。また、十分なウォームアップを行い、体を準備してから測定に挑むようにしましょう。1RM測定は非常に高い負荷を伴うため、初心者や怪我のリスクがある人は、代替として5RM(5回繰り返せる最大重量)を測定し、その結果から1RMを推定する方法もあります。定期的にマックス測定を行い、自分の筋力の進捗を把握することで、効果的なトレーニングプログラムを設計しやすくなります。