単関節種目とは、一つの関節のみを動かす筋力トレーニングのことを指します。単関節種目は特定の筋肉や筋群を集中的に鍛えることができ、主にアイソレーションエクササイズとも呼ばれます。例えば、バイセップカール(肘関節)、レッグエクステンション(膝関節)、ラテラルレイズ(肩関節)などが単関節種目に該当します。これらの種目は、特定の筋肉を強化し、筋力や筋持久力を向上させるのに有効です。

ワンポイント

単関節種目を効果的に取り入れるには、正確なフォームと適切な負荷設定が重要です。これにより、目標とする筋肉に十分な刺激を与えることができます。また、単関節種目はコンパウンド種目(複合関節種目)と組み合わせて行うことで、バランスの取れた筋力トレーニングが実現できます。例えば、ベンチプレス(コンパウンド種目)を行った後に、トライセップエクステンション(単関節種目)を追加することで、より効果的な筋肥大と筋力向上が期待できます。過度な負荷は関節に負担をかける可能性があるため、無理のない範囲で行うことが大切です。